Scholarly TeamsとLMSの違い:どちらが必要ですか
Scholarly Teamsと学習管理システム(LMS)は、役割が異なります。Scholarlyは研修コンテンツを作成します。標準作業手順書(SOP)、規程、ハンドブック、スライド、録音・録画から、ナレーション付き動画、SOP、クイズ、スライド資料、ポッドキャストを作成します。さらに、オーナー、管理者、メンバーの役割、利用状況レポート、請求の一本化に対応した、チーム共通のライブラリを提供します。LMSは研修を配信し、受講状況を記録します。受講者を登録し、期限付きでコースを割り当て、修了状況を追跡し、修了証を発行します。一人ひとりが特定のコースを修了した証明が必要なら、LMSが必要です。研修コンテンツそのものや、自社の文書から研修を作成する共有スペースが不足しているなら、Scholarlyが役立ちます。実際に、多くの小規模チームがLMSを使わずにScholarlyを利用しています。
機能の比較
| 用途・項目 | Scholarly Teams | 一般的なLMS |
|---|---|---|
| 文書からナレーション付き研修動画を作成 | 対応。選択したページのみをもとに台本を作成。最長45分、70以上の言語に対応 | 通常は非対応。別のツールで作成した動画をアップロード |
| 文書からSOP、クイズ、試験、スライド資料、ポッドキャストを作成 | 対応。同じソースから作成可能 | 作成ツールを備えるものもありますが、多くは完成済みコンテンツの利用を前提としています |
| 自社の文書に関する質問に出典付きで回答 | 対応。共有ライブラリを参照するAIチャット | 非対応 |
| ソースと完成した研修コンテンツの共有ライブラリ | 対応。チームのライブラリとチーム所有のプロジェクト | 対応。コースカタログ |
| 役割 | オーナー、管理者、メンバー | 通常は管理者、講師、受講者など |
| 受講登録、割り当て、期限 | 非対応 | 対応 |
| 共有した動画講義やポッドキャストの修了者とクイズのスコア | 対応。個人別に確認でき、CSVエクスポートも可能(有料チームプラン) | 対応 |
| 割り当て、期限、確認・同意の記録、修了証 | 非対応 | 対応 |
| SCORMまたはxAPIパッケージ | 非対応 | 対応。通常は主要な形式として使用 |
| 利用状況レポート | メンバーごとの件数:種類別の作成数、AI生成数、チャットメッセージ数、学習セッション数。ライブラリ内のアイテムの閲覧数。共有講義の個人別進捗 | 受講者ごとの修了状況、スコア、学習時間 |
| 料金 | Premium for Teams:1席あたり月額$35または年額$336。Laureate for Teams:1席あたり月額$110または年額$1,056。1~29席はセルフサービスで契約可能 | サービスによって異なります。アクティブ受講者数に応じた課金が多く、初期費用がかかる場合もあります |
| 導入 | 営業担当との打ち合わせ不要。セルフサービスで数分で開始 | 導入プロジェクトが必要になることが多い |
Scholarlyだけで十分な場合
- 既存の文書を使って新入社員を受け入れる小規模チーム。 ハンドブックとSOPを共有し、手順ごとに短い動画とクイズを作成して、オンボーディングのチェックリストにリンクを載せます。
- 営業支援と製品研修。 リリースごとに短い動画と1ページの概要を作成し、製品に変更があれば再生成します。
- 制作会社やコンサルタント。 クライアントの文書から研修コンテンツを作成し、ファイルとリンクで納品します。
- コースよりも質問への回答を必要とするチーム。 メンバーは共有ライブラリの内容について質問し、参照元のページが示された回答を得られます。
いずれの場合も、課題は「誰が修了したかをどう証明するか」ではなく、「文書から質の高い研修コンテンツをどう作るか」です。
LMSが必要な場合
- 規制や監査の対象となる研修。 特定の人が特定のコースを期限までに修了したことを示す必要がある場合です。たとえば、年次のコンプライアンス確認、安全認定、資格維持のための継続教育などが該当します。
- 割り当て型の学習パス。 受講登録、前提条件、リマインダー、期限を設定する場合です。
- SCORMまたはxAPIへの対応。 クライアント、規制当局、人事システムから求められる場合です。
- 大規模な組織。 研修記録を人事システムに連携する場合です。
Scholarlyはこれらに対応していません。チームで共有した講義を誰が修了したか、その講義の設問でどの程度の成績を収めたかは確認できます。ただし、研修の割り当て、期限の設定、確認・同意の取得、修了証の発行はできず、SCORM形式でのエクスポートにも対応していません。
両方を併用する場合
併用は一般的で、多くのコンプライアンス研修に適した構成です。Scholarlyでコンテンツを作成・更新し、LMSで割り当てと修了記録を管理します。
- Scholarlyで作成します。 ソース文書と、それをもとに作成した研修コンテンツをチーム所有のプロジェクトに保存します。作成者がチームを離れても、教材を引き続き利用できます。
- 研修モジュールを生成します。 SOPやコンプライアンスマニュアルからナレーション付き研修動画を作成するをご覧ください。
- エクスポートします。 有料プランでは、エクスポートパックをダウンロードから、MP4、スライド資料、章ごとのナレーション台本、
.vttと.srt形式の字幕を1つのzipファイルで取得できます。文書はWordまたはPowerPointにエクスポートでき、Google Driveを接続していればGoogle DocsまたはGoogle Slidesにもエクスポートできます。クイズとフラッシュカードはPDF出力または印刷ができ、フラッシュカードのデッキはAnkiの.apkg形式でもエクスポートできます。 - LMSにアップロードします。 字幕と一緒に動画素材としてアップロードします。LMS側で修了を記録する必要がある場合は、その動画に合わせてLMSのクイズや確認・同意の項目を作成します。
- 規程が変わったら更新します。 Scholarlyでソースを差し替えて再生成し、LMS内のファイルを置き換えます。
主な仕様
- Scholarly Teamsとは: 共通のソースライブラリ、チーム所有のプロジェクト、オーナー・管理者・メンバーの役割、アクティビティレポート、モデルの利用管理、Stripeによる請求の一本化を備えた共有ワークスペースです。
- Scholarly Teamsが対応していないこと: LMSとしての機能です。コースカタログ、受講登録、割り当て、期限、確認・同意の記録、修了証、SCORM/xAPIには対応していません。
- 作成できる研修コンテンツ: ナレーション付き動画(有料席では最長45分)、SOP、クイズと試験、フラッシュカード、スライド資料、ポッドキャスト、レポートです。すべて自社の文書から作成できます。
- エクスポート: MP4、および
.vttと.srt形式の字幕を含むエクスポートパック。文書とスライド資料はWord、PowerPoint、Google Docs、Google Slidesに対応しています。クイズとフラッシュカードにはPDF出力と印刷、フラッシュカードにはAnki形式も利用できます。有料プランで利用可能です。 - レポート: オーナーと管理者は、30日間または7日間のメンバー別・作成タイプ別の件数を確認できます。コンテンツのタイトルとプロンプトは非公開のままです。チームで共有した動画講義とポッドキャストについては、個人別の進捗(修了状況、クイズのスコア)も確認できます。
- 料金: Premium for Teamsは1席あたり月額$35または年額$336。Laureate for Teamsは1席あたり月額$110または年額$1,056。1~29席はセルフサービスで契約できます。
よくある質問
ScholarlyはLMSですか?
いいえ。Scholarlyは自社の文書から研修コンテンツを作成し、チームで作成・共有するためのライブラリを提供します。共有講義を誰が修了したか、その人のクイズのスコアは確認できますが、受講者の登録、コースの割り当て、期限の設定、修了証の発行には対応していません。
ScholarlyでLMSを置き換えられますか?
正式な修了記録が不要な場合に限ります。共有講義の修了者を確認する機能は備わっています。ただし、監査のために、特定の人が期限までにコースを修了したことを証明する必要があるチームは、LMSを継続して使い、Scholarlyをコンテンツ作成に活用してください。
Scholarlyの動画を自社のLMSで使えますか?
はい。MP4、または.vttと.srt形式の字幕を含むエクスポートパックをダウンロードし、動画素材としてアップロードできます。SCORMパッケージは提供していません。
Scholarlyで誰が動画を視聴したかを確認できますか?
はい。有料チームプランでは、チームで共有した動画講義とポッドキャストについて確認できます。オーナーと管理者は、誰が開いたか、各自がどこまで進んだか、修了したかどうかと修了日時、設問の最高スコアを確認でき、CSVもダウンロードできます。講義の作成者は、自分が作成した講義のレポートを閲覧できますが、メールアドレス列の表示とCSVのダウンロードは利用できません。「修了」は最後まで到達したことを意味し、確認・同意の記録ではありません。
LMSがなくても、Scholarlyで新入社員のオンボーディングを行えますか?
はい。ソースと研修コンテンツをチームで共有し、各プログラムをチーム所有のプロジェクトにまとめて、新入社員にリンクを送ってください。同じソースからクイズを作成して加えれば、理解度を確認できます。
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