ガイドPDFから動画講義を作成

PDFをナレーション付きの動画講義に変換する

ScholarlyでPDFをナレーション付きの動画講義に変換するには、新規作成 → 動画講義を開き、PDF(またはWordファイル、PowerPoint、ノート)をアップロードします。取り上げたいセクションを選び、長さ、言語、音声を設定して、AI動画講義を作成を押します。Scholarlyが選択したページをもとにナレーションを作成し、同期字幕、検索可能な文字起こし、確認問題を備えた、チャプター付きのアニメーション動画を生成します。Freeプランには、約2分の動画講義を1本作成できるAI作成クレジットが、利用期間を通じて1クレジット含まれます。ただし、Freeの講義は約2分に固定され、読み込めるのは最大32ページです。動画はScholarlyのロゴ付きの720pで生成され、視聴とリンク共有はできますが、ダウンロードはできません。PremiumとLaureateでは、最大45分、最大1080pの講義を作成でき、ロゴを非表示にして、MP4でダウンロードできます。

この機能は、自分の資料を使って学ぶ個人のために作られています。試験前に教科書の1章を復習する、通勤中に資格試験の出題範囲を学ぶ、月曜日までに難しいレポートを理解するといった場面で役立ちます。動画はファイルから作成したビジュアルにナレーションを付けたもので、自分や講師を撮影した映像ではありません。

作成されるもの

  • ファイルをもとに台本を作成した、ナレーション付きのアニメーション動画です。最初から最後まで1人のナレーターが解説します。
  • 選択したセクションごとのチャプターが付き、必要な箇所へ直接移動できます。
  • ナレーションと同じ台本から作成した、講義の言語の同期字幕と、検索可能な文字起こしが付きます。字幕はすべてのプランに含まれます。
  • 再生中に下から表示されるインタラクティブな確認問題に加え、動画の横には、文字起こしと元のファイルをもとに回答するAIチャットが表示されます。
  • 標準の講義には、関連するスライド資料が付きます。
  • 有料プランでは、MP4のダウンロードとエクスポートパックを利用できます。エクスポートパックは、動画、スライド資料(標準の講義)、チャプター別のナレーション台本、.vttと.srt形式の字幕、ソース一覧を記載したREADMEをまとめたzipファイルです。

動画にできる資料

  • PDF:教科書、講義資料、論文、レポート、マニュアル、スキャンしたページに対応しています。パスワード付きのPDFも利用でき、アップロード時にScholarlyがパスワードを確認します。
  • ノート:テキスト、Markdown、リッチテキスト形式のファイルや、手書きノートの写真に対応しています。
  • スライド:PowerPoint(.pptx、.ppt)の資料に対応しています。箇条書きが少しだけのスライドでは、詳しい配布資料に比べて講義の内容が薄くなるため、配布資料や発表者ノートがあれば、2つ目のソースとして追加してください。
  • Word文書:.docxと.docに対応しています。
  • その他:画像、動画ファイル、Google Driveのファイル、ウェブサイトやオンラインPDFへのリンクも利用できます。ファイルを使わず、AIに指示タブにトピックを入力することもできます。

作成手順

1. 動画講義の作成画面を開く

サイドバーの新規作成を開き、動画講義(「ナレーション付きの動画を生成」)を選びます。AI動画講義を作成ウィンドウが開きます。アップロード直後のファイルに表示される次のアクションから動画講義を選ぶか、AIチャットに「このPDFを動画講義にして」と頼んで始めることもできます。

2. ソースを追加する

次のタブから選びます。

  • アップロード:パソコンからファイルをドラッグ&ドロップします。
  • ライブラリ:アップロード済みのファイルを使います。
  • Google Drive:Driveから直接ファイルを選びます。
  • AIに指示:ファイルの代わりにトピックを説明します。

ウェブサイトやオンラインPDFへのリンクを貼り付けることもできます。1本の講義で使えるソースは、Freeでは1つ、Premiumでは最大10個、Laureateでは最大20個です。たとえば、講義のPDFと、それに対応する教科書の章を組み合わせられます。追加したら次へを押します。

3. 取り上げる内容を選ぶ

取り上げる内容では、ScholarlyがPDF内のセクションを見つけ、ページ番号とともに一覧表示します。講義で解説したいセクションを選んでください。選択した各セクションが、それぞれ1つのチャプターになります。テキスト情報のないスキャンファイルなど、セクションを検出できない場合は、代わりにページ範囲を指定を選び、自分でページを指定します。

プランのページ上限を超えるセクションはグレー表示になります。また、設定した長さとページ数が合わない場合は、パネルに案内が表示されます。たとえば、短い長さを指定すると概要中心の講義になることや、選択した長さを埋めるほどの説明がページに含まれておらず、短くすると繰り返しを避けられることが示されます。

4. デザインを選ぶ

デザインで、講義の伝え方を選びます。すべてのデザインをすべてのプランで利用でき、新しい講義では標準が初期設定になっています。

デザイン 適した用途
標準 落ち着いた、整理された構成で資料を順に解説します。関連するスライド資料も付属します。
イラスト 絵で伝えるとわかりやすい概念を、手描き風のイラストで解説します。
ショート 1つのテーマをテンポよく振り返る、スマートフォン向けの縦型動画です。長さは指定できません。
Manim数式アニメーション 数学、物理、工学の導出過程を、正確なアニメーションで示します。
フリースタイル AIがソースを読み、スタイルとツールを選びます。

各デザインの例は、動画モードをご覧ください。

5. 設定を選ぶ

設定 内容
言語 ナレーション、字幕、タイトル、チャプター見出しの言語です。70以上の選択肢から選ぶか、自動でソースに合わせます。
ナレーション音声 Scholarlyにおまかせのままにするか、音声の選択画面を開きます。名前や雰囲気で検索し、短いサンプルを聞いてから選べます。
台本をそのまま使用 初期設定ではオフです。オンにすると、新しい解説用の台本を作る代わりに、ソースの文章をそのまま読み上げます。
長さ(上限) Freeの講義は約2分です。有料プランでは初期設定が15分で、スライダーを使って1〜45分の目標を設定できます。実際の再生時間は異なる場合があります。
解像度 初期設定は720pです。有料プランでは1080p(フルHD)も選べます。
ロゴ 初期設定ではオンです。有料プランではオフにして、透かしのない動画を作れます。生成後にロゴを削除することはできません。
AIモデル 自動ではGPT 6 Lunaを使用し、1クレジットを消費します。鍵マークの付いたモデルには有料プランが必要です。

デスクトップでは、詳細設定にBGMなどの追加設定があります。標準の講義では、外観とダークモードも設定できます。下部のカスタム指示には、「第3章だけを取り上げて」「初心者向けに説明して」「重要な公式を重点的に解説して」などの指示を追加できます。

「台本をそのまま使用」を使う場面。 読み上げるために書いた講義ノート、スピーチ原稿、表現を変更してはいけない文章など、ファイルがすでに台本になっている場合に使います。再生時間は、選択した長さの範囲内で台本に合わせて決まります。そのため、目標が短いと、長い台本は収まるように短縮される場合があります。長い台本には長めの目標を設定してください。Freeでは目標が2分のため、それより長い台本は収まるように短縮されます。

設定に迷う場合は、チャットで計画を使えます。デスクトップでは、こちらも詳細設定にあります。いくつかの質問に答えると、希望に沿って動画を作成します。

6. 作成する

AI動画講義を作成ボタンには、開始前に、モデルと長さを含めたAI作成クレジットの合計消費量が表示されます。生成はバックグラウンドで進むため、ウィンドウを閉じてもかまいません。進捗ページでは、シーンの構成と収録がそれぞれ何件まで進んだかをリアルタイムで確認でき、完成時にメール通知を受け取ることもできます。所要時間は、作成画面と進捗ページに表示される目安を確認してください。選択したモデル、ソース、長さ、混雑状況によって変わります。有料プランでは、**長さ(上限)**の行に、選択した長さでの通常の待ち時間が表示されます。

作成に失敗した場合、使用したAI作成クレジットは自動で返還されます。失敗画面には、ページ数を減らす、ソースを差し替えるなど、状況に合った対処方法が表示されます。作成に失敗した場合をご覧ください。

7. 視聴、確認、ダウンロードする

  • 視聴:チャプター、字幕、再生速度、ピクチャーインピクチャーを利用できます。字幕はコントロールバーで切り替えられます。講義を開き直すと、前回停止した位置から再開します。
  • 確認:講義をソースと照らし合わせます。プレーヤーの下には、指定した長さと実際の再生時間、使用したページ、言語が表示されます。文字起こしにはナレーターが話す内容がそのまま記載され、動画のAIチャットで、説明の根拠がどこにあるかを確認できます。
  • ダウンロード:有料プランでは、三点メニューを開き、動画をダウンロードでMP4を保存できます。エクスポートパックをダウンロードを選ぶと、動画、スライド、台本、字幕を1つのzipファイルで保存できます。字幕は別トラックとして扱われ、MP4には焼き込まれません。ただし、ショートの字幕は映像の一部として焼き込まれます。
  • 共有:すべてのプランでリンクを共有できます。共有相手はアカウントがなくても視聴し、文字起こしを読んだり、チャプターを確認したりできます。

講義を使って演習するには、完成した動画のページで次に作成を選び、講義からフラッシュカード、ポッドキャスト、クイズを作成します。

Freeで完成した講義には、講義を長くする案内が表示されます。アップグレード後に長くするを選ぶと、追加のクレジットを使わずに、その講義を同じ場所で約10分の長さに作り直せます。長いバージョンが完成するまで、短いバージョンも引き続き再生できます。

プランごとの制限

Free Premium Laureate
動画の長さ 約2分、固定 1〜45分、初期設定は15分 1〜45分、初期設定は15分
1回のアップロードのファイルサイズ 8 MB 300 MB 1 GB
アップロード回数 利用期間を通じて1回 無制限 無制限
講義ごとのPDFページ数 最大32ページ 最大1,000ページ 最大3,000ページ
講義ごとのソース数 1つ 最大10個 最大20個
解像度 720p 720pまたは1080p 720pまたは1080p
Scholarlyのロゴ 常に表示 非表示に設定可能 非表示に設定可能
字幕と文字起こし あり あり あり
MP4のダウンロードとエクスポートパック なし(視聴リンクのみ) あり あり
AI作成クレジット 利用期間を通じて1クレジット 毎週15クレジット 毎週80クレジット

講義1本に必要なクレジット。 モデルのクレジットに、長さに応じたクレジットが加算されます。自動(GPT 6 Luna)では、講義1本に1クレジットを使います。目標が15分を超えると1クレジット、30分を超えると2クレジットが加算されるため、自動では15分の講義が1クレジット、20分が2クレジット、45分が3クレジットになります。他のほとんどのモデルも、長さの分を加算する前は1クレジットです。例外として、Kimi K3、Claude Sonnet 5.5、Claude Opus 5.5は2クレジット、GPT 6.1 SolとGPT 6 Astraは3クレジット、Gemini 4 ArgonとMuse Wonderは4クレジットです。完成した動画が、より短い長さの区分に収まった場合は、未使用分の長さのクレジットが返還されます。

週ごとのクレジットは、毎週月曜日の00:00 UTCにリセットされます。クレジットは、ポッドキャスト、スライド、フラッシュカードセットなど、他のすべてのAI作成でも共通です。有料プランで週の途中に使い切った場合は、AIクレジットパックを購入できます。プランと制限をご覧ください。

提供されている場合、Premium Liteでも有料の動画設定とダウンロードを利用できます。毎週5作成クレジット、ソース3つ、PDF 300ページ、アップロード100 MBに対応しています。プランと制限をご覧ください。

言語

ナレーション、画面上のテキスト、字幕、タイトル、チャプター見出しは、選択した言語になります。スペイン語、ポルトガル語、フランス語、ドイツ語、アラビア語、ヒンディー語、日本語、韓国語、中国語など、70以上の選択肢があり、ブラジルのポルトガル語やメキシコのスペイン語といった地域別の言語にも対応しています。ソースと動画の言語をそろえる必要はありません。たとえば、英語の教科書の章からスペイン語の講義を作れます。アラビア語、ヘブライ語など、右から左に読む言語の講義では、レイアウトも右から左になります。台本をそのまま使用がオンの場合は、台本自体の言語に合わせて音声、タイトル、チャプター見出しが設定されます。選べる音声は言語によって異なります。Scholarlyの対応言語とナレーション音声をご覧ください。

よりよい講義を作るためのヒント

  • できるだけテキスト情報のあるPDFを使います。 スキャンや撮影したページにも対応し、Scholarlyは図、表、手書き文字も読み取れますが、精度はスキャンの品質に左右されます。
  • ページを絞ります。 教科書全体よりも、1つの章に絞るほうが要点の明確な講義になります。章ごとに動画を作り、プロジェクトにまとめてください。
  • 資料に合った長さにします。 数ページの資料で説明できる内容は数分程度です。指定した長さでは内容が繰り返しになるとパネルに表示された場合は、提案された長さにしてください。
  • 情報の少ないスライドには配布資料を添えます。 箇条書きだけのスライドでは、AIが内容を推測する必要があります。有料プランでは、配布資料、教科書のページ、発表者ノートを2つ目のソースとして追加してください。
  • 誰に向けた講義かを伝えます。 「CPA試験の勉強中なので、出題される規則を重点的に解説して」「この分野は初めてなので、初心者向けに説明して」といったカスタム指示で、重点的に扱う内容を調整できます。
  • 導出の解説にはManim数式アニメーションを選びます。 図が必要な概念にはイラストが適しています。
  • ロゴのないMP4が必要な場合は、生成前にロゴをオフにします。 生成後に削除することはできません。

対応していないこと

  • アバターや画面に映る講師は登場しません。 動画は、定義、比較、手順、グラフ、数式、イラストなどのビジュアルをナレーションで解説する形式です。
  • 自分の声の録音には対応していません。 ナレーションにはScholarlyのAI音声を使います。
  • タイムラインやシーンごとの編集機能はありません。 動画の説明を変えるには、ページ、ソース、カスタム指示を調整して再生成してください。完成した動画の名前は変更できます。
  • Freeではダウンロードできません。 Freeの講義は、視聴とリンク共有のみ利用できます。
  • 45分を超える講義は作れません。 長い本は、章ごとに講義を作成してください。
  • 誤りがないことは保証されません。 ナレーションは公開ウェブではなく選択したページをもとに作成されますが、試験対策に使う前に文字起こしを確認してください。

主な仕様

  • 入力: PDF、Word(.docx、.doc)、PowerPoint(.pptx、.ppt)、テキストとMarkdownのノート、画像、動画ファイル、Google Driveのファイル、ウェブサイトやPDFへのリンク、入力したトピック。
  • 出力: チャプター、同期字幕、検索可能な文字起こし、確認問題、AIチャットを備えたナレーション付きアニメーション動画。標準デザインには関連するスライド資料も付属します。
  • 長さ: Freeは約2分、PremiumとLaureateは1〜45分。
  • 講義ごとのページ数: Freeは最大32ページ、Premiumは最大1,000ページ、Laureateは最大3,000ページ。
  • ファイルサイズ: Freeは8 MB、Premiumは300 MB、Laureateは1 GB。
  • 言語: 70以上の選択肢。アラビア語とヘブライ語は右から左のレイアウトに対応しています。
  • ダウンロード: 有料プランではMP4とエクスポートパック(動画、スライド、台本、.vttと.srt形式の字幕)を利用できます。視聴リンクはすべてのプランで利用できます。
  • 消費クレジット: 自動では15分まで1 AI作成クレジット。15分を超えると+1、30分を超えると+2。

よくある質問

教科書全体を1本の動画にできますか?

有料プランでは全体を選択できますが、章ごとに動画を作るほうが学びやすくなります。取り上げる内容で、1回につき1つの章を選んでください。

PDFに書かれていないことも動画で説明されますか?

ナレーションは、選択したページをもとに作成されます。それでも文字起こしをソースと照らし合わせて確認してください。表現をそのまま保つ必要がある場合は、台本をそのまま使用をオンにします。

PowerPointのスライドを使えますか?

はい。.pptxまたは.pptファイルをアップロードしてください。スライドが主に箇条書きの場合は、有料プランでノートや配布資料を2つ目のソースとして追加すると、ナレーションのもとになる情報を充実させられます。

動画をダウンロードできますか?

有料プランでは可能です。動画をダウンロードでMP4を保存できます。エクスポートパックをダウンロードでは、スライド、台本、字幕もまとめて保存できます。Freeでは視聴とリンク共有ができます。

字幕は付いていますか?

はい。すべてのプランで、講義の言語の字幕が付きます。有料プランでは、エクスポートパックに.vttと.srt形式の字幕ファイルが含まれます。ただし、ショートの字幕は動画に焼き込まれます。

PDFとは別の言語で講義を作れますか?

はい。言語を希望の言語に設定してください。ソースはそのままでかまいません。

作成にはどのくらい時間がかかりますか?

モデル、ソース、指定した長さ、混雑状況によって異なります。作成画面または進捗ページで最新の目安を確認してください。表示時間は完了を保証するものではありません。処理中はウィンドウを閉じてもかまいません。

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