ガイドソースの品質

ソースを活用して質の高い結果を得るには

結果に抜けがあったり、意図した内容から外れていたりする場合は、ソース、選択したページ範囲、指示、モデルの解釈などが原因として考えられます。まずソースと対象範囲を確認し、そのうえで依頼内容を調整してください。

Scholarlyは、ソースから実際に読み取れる内容をもとに、すべてのコンテンツを作成します。文書の一部しか読み取れない場合、残りの内容が結果に含まれないことがあります。ログイン画面のスクリーンショットからは、役立つ内容を作成できません。このガイドでは、こうしたソースの準備について説明します。結果の質を高めるうえで、最も効果のある取り組みです。

クレジットを使う前にScholarlyが確認します

ソースをうまく読み取れるか、自分で推測する必要はありません。作成ウィンドウでソースを選ぶと、Scholarlyが先に確認し、読み取りに問題がありそうな場合はお知らせします。問題の内容と、代わりに使うとよいものも案内します。

ソースが次のいずれかに該当する場合、案内が表示されます。

  • ログイン画面や有料会員向けのアクセス制限ページ:記事本体ではなく、ログイン画面が保存されています。
  • ナビゲーションが大半を占めるページ:メニュー、Cookieバナー、繰り返し表示されるヘッダーが多く、本文がほとんどありません。
  • 読み取れないテキスト:スキャン画像や書き出したファイルからテキストを抽出できません。
  • 空のソース:作成のもとになる内容がありません。

この案内はアドバイスであり、作成を制限するものではありません。Scholarlyが把握していない事情があれば、そのまま進めることもできます。同じ問題のあるファイルを新たにアップロードした場合は、代わりに進行状況ページに案内が表示されます。

発話のない音声や動画

音楽や拍手しか入っていないクリップは、選択した時点で発話が含まれていないことをお知らせします。空の結果しか得られない作成処理は実行されず、クレジットも消費されません。

録音後やライブラリ内の音声でも、同じように対応します。

  • 発話を収録できなかった会議の録音は、その旨をお知らせします。音声は保存されるため、再生して自分で確認できます。会議の利用枠にはカウントされません。
  • 音楽や拍手しか含まれていないライブラリ内の音声ファイルは、効果音の説明だけの文字起こしを作成するのではなく、発話がないことをお知らせします。

Freeプランでは、何も写っていない写真、抽出できる内容のないPDFやテキストファイル、発話のない音声など、実際に読み取りができないファイルの場合、使用した無料アップロード枠が戻ります。代わりに、読み取りやすいファイルを追加できます。読み取れなかったファイルは削除済みに移動します。

読み取りやすいソース

ソース 読み取りやすいもの 読み取りにくいもの
PDF WordやLaTeXから書き出したもの、または出版社が提供するもので、テキストを選択できるもの ページを撮影した写真、FAX程度の画質のスキャン、テキストレイヤーのないフォーム
スライド 元の.pptxファイルやPDFに書き出したもので、発表者ノートも含まれているもの スライドのスクリーンショット
音声・動画 1人または少人数の発話が明瞭に聞こえるもの 音楽のみ、複数人の声が大きく重なっているもの、広い部屋の離れた場所に置いたスマートフォンで録音したもの
Webページ 記事本文 ログインが必要なページ、フィードや一覧ページ
ノートの写真 平らに置き、明るい場所でピントを合わせ、1枚につき1ページを撮影したもの 斜めから撮影したもの、影があるもの、複数ページを一度に撮影したもの
自分で書いたノート テキストとして直接貼り付けたもの ノートのスクリーンショット

解像度やファイルサイズよりも重要なのは、テキストを抽出できるか、そして指定したページに必要な内容が実際に含まれているかの2点です。

スキャンしたPDF

スキャンしたページも利用できます。抽出できるテキストがない場合、Scholarlyは図、数式、表、手書き文字などを画像として読み取ります。ただし、ページがぼやけていたり、一部が欠けていたり、処理するには複雑すぎたりすると、読み取れないことがあります。

画像からの読み取りは、テキストを直接読み取る場合より時間がかかり、精度も下がります。元のデジタルファイルがあれば、そちらを使ってください。スキャンしかない場合は、ページを平らにし、文字と背景のコントラストを高くしてください。

必要なページを選ぶ

ページの選択は、品質に最も大きく影響する設定でありながら、見落とされがちです。

長いPDFでも、作成ウィンドウのページ選択では文書内のすべてのページを指定できます。プランで文書1件あたり32ページを読み取れる場合、最初の32ページだけでなく、たとえば90〜121ページなど、任意の連続した32ページを選べます。

そのため、400ページの教科書なら、「教科書全体」ではなく、第9章を対象に作成しましょう。結果の質が大きく向上し、期待した内容が得られやすくなります。

プランごとのページ数の上限は、プランと利用上限をご覧ください。

まずチャットで確認:10秒でできるチェック

時間のかかるコンテンツの作成にクレジットを使う前に、チャットでソースについて質問してみましょう。

  1. チャットを開いて @ と入力し、ファイルを選びます。
  2. その文書を読まないと答えられないことを質問します。たとえば、「第4節では何が求められていますか?」、「3つの対応事項は何でしたか?」、*「どのような手法が使われましたか?」*などです。
  3. 回答の下にあるソースボタンを確認します。回答が実際に引用したソースが一覧表示され、各項目から引用元のページを開けます。

回答が曖昧だったり、引用されたページが違うように見えたりする場合は、ファイル、選択したページ、チャットで参照するソースの範囲を確認してください。ソースを読み取れていない可能性も、回答が間違っている可能性もあります。時間のかかる作成を始める前に、入力を修正するか、より具体的な質問をしてください。詳しくはチャットのソースと引用をご覧ください。

読み取れないソースへの対処法

症状 対処法
スキャン内のテキストが読み取れない 元のファイルから書き出し直すか、ページ選択で最も鮮明なページを選びます
ログイン画面を保存してしまった 代わりに記事の本文をコピーして貼り付けます
Webページを取り込んだらメニューばかりだった 本文を貼り付けるか、PDF版または印刷用表示を使います
音声に発話が含まれていない 正しいファイルをアップロードしたか確認してください。音楽のみのクリップは文字起こしできません
録音の内容を聞き取りにくい 話し手に近づけて録音し直してください。部屋全体を拾うマイクより、声を明瞭に拾える1本のマイクのほうが適しています
ファイルがプランのサイズ上限を超えている すべてのアップロード画面と作成画面で、ファイルサイズがプランの上限と並んで表示され、そのファイルを利用できるプランも案内されます
「ファイルを再選択」が表示される 選択後にiCloud、Drive、または別のアプリがファイルを移動または変更しています。もう一度選択してください
意図した箇所とは違う内容が作成された ページ選択を使うか、文書を分割します

50 MB以下の文書、テキストファイル、画像は、選択した時点で読み込まれます。その後に別のアプリがファイルを移動しても、作成を押せばアップロードできます。

ソースは多ければよいわけではありません

各作成ツールでは、プランに応じた数のソースを使用できます。Freeは1件、Premium Liteが提供されている場合は3件、Premiumは10件、Laureateは20件です。一部のツールでは、形式に応じてこれより少ない上限が設定されており、選択画面に表示されます。複数のソースを組み合わせる機能は、教科書の章、その章の講義、その内容についての自分のノートなど、関連する資料に使いましょう。

無関係な文書を8件添付しても、内容が充実するわけではありません。AIが8件すべてに共通するものを見つけようとするため、かえって曖昧な内容になります。ほとんどの場合、広げるより絞り込むほうが効果的です。

次の作成候補が提案される仕組み

作成が完了すると、進行状況ページにはソースに合わせた次の作成候補が表示されます。講義の録音、契約書、スライド資料には、それぞれに適した形式が提案されます。ソースを正しく読み取れるようにしておけば、今回の作成だけでなく、次の活用にも役立ちます。

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